樹木解説
高さは5-10m、大きいものは15mにもなる。樹皮は暗灰色で古くなると縦に不規則に裂ける。枝には始め白い軟毛があるが、やがて光沢のある灰褐緑色になる。葉は互生し、長さ8-15cmの楕円形または長楕円形で革質。先は尖り、基部は広いくさび形または円形。ふちは波状の微突起があるか全縁。表面は無毛でやや光沢があり脈はひこむ。裏面は粉白色で白い綿毛が密生する。葉柄は1-2cmで白い綿毛ががある。3-4月、葉に先立って楕円形の尾状花序を多数つける。花序には短い柄があり、4-7個の小葉をつける。雄花序は長さ3-5cmで太い。雌花序は長さ2-4cmで雄花序より細く長さ1cmの柄があり、柱頭は淡黄緑色で2裂する。種子は線状長楕円形で4-5月に成熟し白い綿毛に包まれる。。
14.06.13栃木県日光市 |
14.06.13栃木県日光市 |
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補足