ニワナナカマド(庭七竈)

別名 チンシバイ
科属 バラ科ホザキナナカマド属
学名 Sorbaria kirilowii

性状
落葉低木
葉の分類
互生、複葉、奇数羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

13.05.26新宿御苑

樹木解説

高さは2-5mになる。葉は奇数羽状複葉で、小葉は7~11対。花期は6~8月、短い枝先に円錐花序に直径5~6mmの花を付ける。花弁は5個で平開する。雄しべは花弁より短いかほぼ同じ長さ(ホザキナナカマドは雄しべが花弁より長い)。

14.06.01埼玉県ふじみ野市

10.06.22新宿御苑

10.06.22新宿御苑

10.07.15秩父

12.06.14新宿御苑

12.06.14新宿御苑

12.06.14新宿御苑

12.06.14新宿御苑

補足

 

ニワナナカマド

ホザキナナカマド

備    考

樹形 落葉低木、高さ3-4m 落葉低木、高さ2-3m  
長さ13-20mmm、7-11対の奇数羽状複葉、小葉は長さ4-7mmの披針形、縁に重鋸歯、ホザキナナカマドに比べて,小葉の先端が尾状に長く伸びるのが特徴。 長さ15-30mmm、7-11対の奇数羽状複葉、小葉は長さ4-10mmの広披針形、縁に内側に曲がる鋸歯、葉軸の基部から先端まで小葉の大きさはあまり変わらない。  小葉の先端が尾状に長く伸びるのがニワナナカマド、先端まであまり幅が変わらないのがホザキナナカマド
葉の毛

表面は無毛、葉裏主脈基部にわずかに毛

表面は無毛、表面葉裏は始め長い軟毛と星状毛


花期は6-8月、直径5-6mm、雄しべは約20本、花弁と同長か少し短い、花序、花柄は無毛

花期は7-8月、直径5-6mm、雄しべは40-50本、花弁より長い、花序と花柄は有毛


 その他