樹木解説
高さは2-3m、幹は株立ち。葉は互生し、長さは15-30cmの奇数羽状複葉で小葉は7-11対。小葉は長さ4-10cm、幅1-3cmの披針形で、先端は鋭くとがる。基部は円形で無柄。葉縁には重鋸歯がある。葉の表は鮮緑色で無毛、裏は淡緑色ではじめ長い軟毛と星状毛がある。花期は7-8月、枝先に円錐花序をだし、白色の小さい花を多数つける。果実は4-6cmの長楕円形の袋果で9-10月に熟す。
15.06.29弘前城植物園 |
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13.06.30森林公園 |
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15.06.29弘前城植物園 |
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補足
ニワナナカマド |
ホザキナナカマド |
備 考 |
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樹形 | 落葉低木、高さ3-4m | 落葉低木、高さ2-3m | |
葉 | 長さ13-20mmm、7-11対の奇数羽状複葉、小葉は長さ4-7mmの披針形、縁に重鋸歯、ホザキナナカマドに比べて,小葉の先端が尾状に長く伸びるのが特徴。 | 長さ15-30mmm、7-11対の奇数羽状複葉、小葉は長さ4-10mmの広披針形、縁に内側に曲がる鋸歯、葉軸の基部から先端まで小葉の大きさはあまり変わらない。 | 小葉の先端が尾状に長く伸びるのがニワナナカマド、先端まであまり幅が変わらないのがホザキナナカマド |
葉の毛 | 表面は無毛、葉裏主脈基部にわずかに毛 |
表面は無毛、表面葉裏は始め長い軟毛と星状毛(成葉は無毛か?) |
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花 | 花期は6-8月、直径5-6mm、雄しべは約20本、花弁と同長か少し短い、花序、花柄は無毛 |
花期は7-8月、直径5-6mm、雄しべは40-50本、花弁より長い、花序と花柄は有毛 |
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その他 | |
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