樹木解説
葉は長さ3-7cmの広卵形で先はとがり、基部はやや心形。ふちには芒状の歯牙がある。裏面は粉白色を帯びる。4月頃、穂状花序を垂らし、淡黄色の花を5-9個開く。花弁は長さ約7mm。雄しべは長さ5mmで花弁より短い。朔果は無毛で熟すと2裂し、光沢のある黒い種子を出す。トサミズキの葯は暗赤色なのに対してキリシマミズキの葯は黄色。
11.04.02小石川植物園 |
12.07.20小石川植物園 |
11.04.02小石川植物園 |
15.03.27小石川植物園 |
補足
ヒュウガミズキ |
トサミズキ |
キリシマミズキ |
シナミズキ |
コウヤミズキ |
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花序 | 黄色1-3個 | 淡黄色7-10個、4cm | 淡黄色5-9個、3-4cm | 淡黄色10-15個 | 淡黄色7-8個、3-4cm |
花弁 | 1.5cm、5個 倒卵状楕円 |
葯1cm、5個 へら形 |
8-10mm | 5個 |
約1cm、5個 卵形 |
葯 | 黄色 |
暗赤色 |
黄色 | 黄色 |
暗赤色 |
雄蕊 | 花弁よりやや短い |
花弁と同長 |
花弁より短い | |
花弁と同長 |
葉 | 長さ2-3cm/幅1.5-2.5cm、広卵形 | 長さ5-11/幅3-8cm、卵円形 | 長さ3-6cm、卵円形 | 広卵形 | 長さ6-12/幅3-9cm、卵円形 |
備考 | |
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花序が沢山着く |