コムラサキ(小紫)

別名
科属 クマツヅラ科ムラサキシキブ属
学名 Callicarpa dichotoma

性状
落葉低木
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考:葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹の咲く花(山と渓谷社)

樹形

11.07.10上福岡

樹木解説

高さは1-1.5mになる。枝は紫褐色で細く、若枝には星状毛がある。葉は対生し、長さは3-7cm(ムラサキシキブは洋紙質で長さ6-13cm)、ふちには上半部に鋸歯がある。6-7月、葉腋の少し上から(ムラサキシキブは葉腋から)集散花序をだし、長さ約4mmの淡紫色の花を密につける。花冠は先が4裂して平開し、雄しべは4個、雌しべ1個は花冠から突き出る。果実は直径約3mmの球形で紫色に熟す。なお、コムラサキの白花種はシロミノコムラサキ/シロシキブ。

09.05.23小石川植物園

10.09.22神代植物公園

13.06.20上福岡

09.07.12上福岡

13.06.20上福岡

09.09.21上福岡

16.10.20花と緑の振興センター

08.11.02上福岡

補足

ムラサキシキブとコムラサキ
項目 ムラサキシキブ コムラサキ
樹高 2-3m 1-1.5m
長さ6-13cmの楕円形、長楕円形 長さ3-7cmの広卵状楕円形
鋸歯 細かい鋸歯 上半部の鋸歯
花期 6-7月 6-7月
花の出所 葉腋から集散花序 葉腋から少し上部から集散花序