樹木解説
高さは1-1.5mになる。枝は紫褐色で細く、若枝には星状毛がある。葉は対生し、長さは3-7cm(ムラサキシキブは洋紙質で長さ6-13cm)、ふちには上半部に鋸歯がある。6-7月、葉腋の少し上から(ムラサキシキブは葉腋から)集散花序をだし、長さ約4mmの淡紫色の花を密につける。花冠は先が4裂して平開し、雄しべは4個、雌しべ1個は花冠から突き出る。果実は直径約3mmの球形で紫色に熟す。なお、コムラサキの白花種はシロミノコムラサキ/シロシキブ。
09.05.23小石川植物園 |
10.09.22神代植物公園 |
13.06.20上福岡 |
09.07.12上福岡 |
13.06.20上福岡 |
09.09.21上福岡 |
16.10.20花と緑の振興センター |
08.11.02上福岡 |
補足
ムラサキシキブとコムラサキ | ||
項目 | ムラサキシキブ | コムラサキ |
樹高 | 2-3m | 1-1.5m |
葉 | 長さ6-13cmの楕円形、長楕円形 | 長さ3-7cmの広卵状楕円形 |
鋸歯 | 細かい鋸歯 | 上半部の鋸歯 |
花期 | 6-7月 | 6-7月 |
花の出所 | 葉腋から集散花序 | 葉腋から少し上部から集散花序 |