シロヤマブキ(白山吹)

別名 
科属 バラ科シロヤマブキ属
学名 Rhodotypos scandens

性状
落葉低木
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし 、鋸歯あり
類似
備考
4~5月、バラ科には珍しい白い4弁花が咲く

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

09.04.12上福岡

樹木解説

ヤマブキは互生だが、シロヤマブキは対生。高さは約2mになる。葉は対生し、長さ4-6cmの卵形で先は鋭く尖り、ふちには鋭い重鋸歯がある。5月、枝先に直径3-4cmの白色の花を1個開く。花弁、萼片は4個。萼は長さ1-1.5cmの狭卵形で、4個の針状の副萼片がある。実は4個で長さ7mmの楕円形で黒く熟し光沢がある。

13.06.04上福岡

13.06.04上福岡

15.04.06花と緑の振興センター

10.10.03秩父

小説の木々

「ならば、変える必要はありません。筆が止まって動かなくなったら、そのときは考えましょう」信明はそう言って、武家とは思えぬ、白花の山吹のような笑顔をよこした。(「つまをめとらば」青山文平)