樹木解説
キンシバイは、花は3~5cmほど小さく平開せずカップ上に咲く。また、横向きないしは下向きに咲く傾向があるのに対し、ヒペリカムヒドコートは少し立ち上がる枝に大きな花をつけるので、華やかな印象を与える。ヒペリカムヒドコートは、キンシバイに比べると色に赤みが強く艶やかである。キンシバイの花弁より大型で、どちらかというと雄蘂は短く、花弁の半分くらいのものが多い。さらに、花弁はキンシバイよりも広角にまで開いている。葉は卵状楕円形で5センチ程度。平面に並んでいる様にも見えるが十字対生になっている。ヒペリカムヒドコートが一茎に一つの花をつけるのに対し、数個の花をつける。
15.06.14上福岡 |
15.06.11栃木県奥日光 |
09.05.26白金台 |
10.07.31小石川植物園 |