樹木解説
茎は長く伸び、太いもので7mmになる。葉は対生し、奇数羽状複葉で3-7枚の小葉がある。小葉の長さは3-7cm、幅2-4cmの卵形または長卵形で、先端は尖る。基部は心形で基部から3-5本の葉脈が出る。葉縁は全縁でときに2-3裂する。7-9月、葉腋から円錐花序をだし、萼片が十字形の花弁状になる直径2.5cmほどの白い花を咲かせる。果実はそう果で扁平な卵形。長い羽毛状の花柱がつく。
10.08.19都薬用植物園 |
16.07.23東京都薬用植物園 |
10.08.19都薬用植物園 |
10.08.19都薬用植物園 |
10.09.25小石川植物園 |
10.10.16小石川植物園 |
補足
ボタンヅル |
コボタンヅル | センニンソウ | |
葉 | 対生、1回三出複葉 |
2回三出複葉、小さく細い | 奇数羽状複葉、小葉3-7枚、3-5本の葉脈 |
葉縁 | 切れ込み、粗い鋸歯 | 切れ込み、粗い鋸歯 |
全縁、ときに2-3裂 |
葉形 | 長さ3から6cm、卵形 |
長さ3から6cm、卵形 |
長さ3-7cm、幅2-4cmの卵形、長卵形 |
葉毛 | 淡い緑色、白い毛がまばら |
淡い緑色、白い毛がまばら |
無毛 |
花(萼) | 直径1.5-2cm | 直径1.5-2cm | 直径2.5cm |