樹木解説
葉は対生し、長柄があり、2回3出複葉。小葉は長さ2-4㎝で長楕円状披針形、先は鋭形、粗い鋸歯があり、両面に短毛がある。葉腋に短い円錐状の集散花序を出す。花は多数つき、白色、直径1.5-2㎝。花弁は無く、4個の萼片が十字形に開出する。雄しべは多数、萼片より短い。葯は長さ2-3㎜。痩果は暗褐色、長さ3-4㎜の惰円形、上部の稜と頂部に毛がある。
09.09.05小石川植物園 |
12.09.20小石川植物園 |
09.09.05小石川植物園 |
09.09.05小石川植物園 |
補足
ボタンヅル |
コボタンヅル | センニンソウ | |
葉 | 対生、1回三出複葉 |
2回三出複葉、小さく細い | 奇数羽状複葉、小葉3-7枚、3-5本の葉脈 |
葉縁 | 切れ込み、粗い鋸歯 | 切れ込み、粗い鋸歯 |
全縁、ときに2-3裂 |
葉形 | 長さ3から6cm、卵形 |
長さ3から6cm、卵形 |
長さ3-7cm、幅2-4cmの卵形、長卵形 |
葉毛 | 淡い緑色、白い毛がまばら |
淡い緑色、白い毛がまばら |
無毛 |
花(萼) | 直径1.5-2cm | 直径1.5-2cm | 直径2.5cm |