カスミザクラ

カスミザクラ（霞桜）

別名
科属　バラ科サクラ属
学名　Prunus levileana

性状	落葉高木
葉の分類	互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似	ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラ、コヒガンザクラ
備考	葉と同時に２，３個の花が散房状に咲く。山桜に似るが同じところでは開花が遅い。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木（柏書房）／日本の樹木（山と渓谷社）／樹に咲く花（山と渓谷社）

樹形

12.04.21多摩森林科学園

樹木解説

大きいものは高さが25mになる。樹皮は灰褐色。葉は長さ8-12cmの倒卵形または倒卵状楕円形で先は鋭くとがり、基部は円形またはくさび形。ふちには重鋸歯があり、裏面は淡緑色で光沢がある。葉柄はわずかに赤味を帯びる。4-5月、葉と同時に2、3個の花が散房状に咲く。花は直径2-3cmで白色またはわずかに紅色を帯びる。花弁は5個、萼筒は筒型。雄しべは35-40個。雌しべは1個。果実は球形で黒紫色に熟す。

10.04.18新宿御苑

12.04.21多摩森林科学園

樹名：ウスズミ（薄墨） cv.Nigrescens
花弁：4月中旬～下旬、直径4～4.5cmの白い花
特徴：つぼみは淡紅白色、花弁は5、花弁間にすきまあり

12.04.20神代植物公園

樹名：バイゴジジュズカケザクラ（梅護寺数珠掛桜）
学名：Prunus lannesiana cv. Juzukakezakura
花弁：4月中旬～下旬、直径4～4.5cmの白、大輪、菊咲きで淡紅色
特徴：満開時は淡くなる、花弁は130～210個の二段咲き

12.04.28新宿御苑

樹名：ササベザクラ（笹部桜）
学名：Prunus lannesiana 'Sasabe-zakura'
交配：カスミザクラとオオシマザクラ系のサトザクラとの交雑種と推定
花弁：花期は4月中旬、花弁は8-20枚で半八重。白、咲き進むと紅色に変化する。
特徴：旗弁（雄しべが花弁のように変化したもの）がある。

14.04.01神代植物公園

カスミザクラ（霞桜）

樹形

樹木解説

補足