樹木解説
葉は互生し、倒卵形または倒卵状円形。葉の先はマンサクがやや三角状に尖るのに対し、マルバマンサクは半円形になる。ふちの上部に波状の浅い鋸歯がある。早春、葉に先立って黄色の花を開く。花弁は4個あり、長さが1-1.5cmの細長い線形で屈曲する。雄しべは4個、雌しべは1個で、花柱は短く2裂する。萼片は4個で反り返る。蒴果は卵形で萼片が残り、外側には毛が密生する。熟すと2つに裂け、光沢のある黒い球形の種子を2個弾き飛ばす。花弁の基部が赤色を帯びる品種をニシキマンサクという。
17.07.14白馬五竜 |
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