コヤスノキ(子安の木)

別名 ヒメシキミ
科属 トベラ科トベラ
学名 Pittosporum illicioides

性状
常緑低木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/機に咲く花(山と渓谷社)

樹形

11.09.21牧野植物園

樹木解説

高さは2-5m。葉は長さ4-16cmの倒卵形または長楕円形で薄い革質。先は急に細くなってとがる。5月頃、枝先に散形花序をだし、直径約8mmの黄色の花を2-12個開く。雌雄異株。花弁は5個でへら形。花の下部は筒状で、萼片は5個で小さい。雄花の雄しべは5個で花糸は約5mm。雌花では雌しべが1個で花糸が短く葯に花粉がない。果実は蒴果で直径約1cmの球形で、秋に熟して3つに裂け、赤い粘った種子をだす。

11.09.21牧野植物園

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補足