ユズ(柚子)

別名 
科属 ミカン科ミカン属
学名 Citrus junos

性状
常緑低木、小高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

09.09.21上福岡

樹木解説

高さは4-6mになり、葉腋に棘がある。葉は互生し、長さ6-9cmの卵状長楕円形で革質。葉柄には広い翼がある。5-6月、枝先の葉腋に直径約3cmの白い花を開く。花弁は5個。果実は直径4-7cmの扁球形で重さは110-130g。果皮は凸凹が多い。

09.09.21上福岡

08.12.13五反田

08.12.13五反田

09.07.25上福岡

09.09.21上福岡

09.09.21上福岡

09.11.15森林公園

10.01.23森林公園

樹名:獅子ユズ
学名:Citrus junos "Shishi"/Citrus pseudogulgul
別名:オニユズ、ジャガタラユズ
特徴:果実は直径20cm以上、重さは1kg

15.05.07花と緑の振興センター

15.05.07花と緑の振興センター

14.11.17花と緑の振興センター

補足

「あの木をご存じですか」庭木に目をやりながら琴は言った。「柚子ですね」恭平はつぶやいた。「清助様は柚子の木がお好きでした」「村塾でもよく柚子の話をされていました」「なんとおっしゃっていたのですか」「桃栗三年、柿八年、柚子は九年で花が咲く、と」琴は両手で顔をおおった。「それはわたくしがお教えしたのです」柚子の木が風に揺れた。(「柚子の花咲く」葉室麟)