サツキ(皐月)

別名 サツキツツジ
科属 ツツジ科ツツジ属
学名 Rhododendron indicum

性状
半常緑低木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

14.05.31新宿御苑

樹木解説

高さは1mほどになる。葉は互生し、長さは2-3.5cmの披針形または広披針形で質は厚い。ふちには微鋸歯がある。5-7月、枝先に朱赤色または紅紫色の花が1,2個つく。花冠は直径3.5-5cmの漏斗形で5中裂し、上弁に濃い斑点がある。雄しべは5個で葯は暗紫色。雌しべは1個。朔果は長さ7-10mmの長卵形で褐色の剛毛がある。

14.05.16小石川植物園

14.05.16小石川植物園

14.05.16小石川植物園

14.05.16小石川植物園

補足

(注)『サツキ』は、『ツツジ』の1種(サツキツツジ)。
ツツジとサツキの違い
項目 ツツジ サツキ 備考
開花時期 春(4月中旬~5月上旬頃) 初夏(5月中旬~6月中旬頃)  
季語 夏   
新芽 新芽が出る前に開花 新芽が出てから開花  
葉や芽の細毛  緑色 茶色 例外あり
落葉 落葉、常緑 常緑  
樹高 5-10mにもなる 1m程度  
長さ5~7cm、巾約1.5cm、
光沢がない
長さ2~3cm、巾も6mm程度、
表側の光沢
 
雄しべの数 5本以上、10本もある ほとんど5本  
花のつき方 一斉に咲く 1週間くらいで順々に咲く  
花径 5-7cm 3.5-5cm