樹木解説
高さは1mほどになる。葉は互生し、長さは2-3.5cmの披針形または広披針形で質は厚い。ふちには微鋸歯がある。5-7月、枝先に朱赤色または紅紫色の花が1,2個つく。花冠は直径3.5-5cmの漏斗形で5中裂し、上弁に濃い斑点がある。雄しべは5個で葯は暗紫色。雌しべは1個。朔果は長さ7-10mmの長卵形で褐色の剛毛がある。
14.05.16小石川植物園 |
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補足
(注)『サツキ』は、『ツツジ』の1種(サツキツツジ)。
ツツジとサツキの違い | |||
項目 | ツツジ | サツキ | 備考 |
開花時期 | 春(4月中旬~5月上旬頃) | 初夏(5月中旬~6月中旬頃) | |
季語 | 春 | 夏 | |
新芽 | 新芽が出る前に開花 | 新芽が出てから開花 | |
葉や芽の細毛 | 緑色 | 茶色 | 例外あり |
落葉 | 落葉、常緑 | 常緑 | |
樹高 | 5-10mにもなる | 1m程度 | |
葉 | 長さ5~7cm、巾約1.5cm、 光沢がない |
長さ2~3cm、巾も6mm程度、 表側の光沢 |
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雄しべの数 | 5本以上、10本もある | ほとんど5本 | |
花のつき方 | 一斉に咲く | 1週間くらいで順々に咲く | |
花径 | 5-7cm | 3.5-5cm |