ホルトノキ

別名 モガシ
科属 ホルトノキ科ホルトノキ属
学名 Elaeocarpus sylvestris var. ellipticus

性状
常緑高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
葉がヤマモモ、実がオリーブに似る。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

10.07.13大船駅前

樹木解説

高さは普通10-15mになる。大きいものは30mにもなる。樹皮は灰褐色でなめらか。葉は互生し、長さ5-12cmの倒披針形で革質。ふちには鈍鋸歯がある。葉柄は短い。古くなった葉は赤く色付き落ちる。7-8月、前年枝の葉腋から総状花序をだし白い小さな花を15-20個開く。花弁と萼片は5個、雄しべは多数。果実は長さ1.5-2cmの楕円形で黒青色に熟す。

09.02.20福岡

09.02.20福岡

09.02.20福岡

09.05.27福岡

10.07.13大船駅前

10.07.13大船駅前

補足

ポルトガルの木(ホルトノキ科)、が転訛してホルトノキ。本来はオリーブをさしたが、あのエレキテルで有名な平賀源内が誤ってこの名を与えた言われる。葉がヤマモモに似て、実はオリーブに似ている。唐津城には市の天然記念物の樹齢300年のホルトノキがある。市内でも良く見ることができた。