ハチワカエデ(羽団扇楓)

別名 メイゲツカエデ
科属 カエデ科カエデ属
学名 Acer japonicum

性状
落葉高木
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みあり、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

12.11.07森林公園

樹木解説

ハウチワカエデは北海道北部から本州の中国地方・紀伊半島まで分布している日本固有のカエデでふっくらした大きな葉をしている。葉の形には少し変異が多い、コハウチワカエデと良く似るが、葉柄が葉身の1/2以下の長さしかないところが特徴。ハウチワカエデの花は赤いが、コハウチワカエデの花は黄色い。オオイタヤメイゲツも少し似ているが、葉柄の長さで区別できるほか、ハウチワカエデは葉柄が有毛。

09.04.29森林公園

09.04.29森林公園

16.07.03青森県十和田湖畔

09.10.04森林公園

09.11.20京都

10.04.03筑波植物園

10.04.24森林公園

10.10.27森林公園

Acer japonicum cv. Aconitifolium
(園芸種)マイクジャク
葉は基部まで深く11~13裂し孔雀の尾羽のように開く

09.09.09大井町

09.09.09大井町

09.09.09大井町

補足



ハウチワカエデ コハウチワカエデ オオイタヤメイゲツ
別名 メイゲツカエデ イタヤメイゲツ
葉形 掌状円形 掌状円形 掌状円形
葉長 長4.5-9cm、幅5.5-11cm 直径5-8cm

長4.5-8cm、幅6-12cm 

葉裂

9-11浅中裂

5-11裂  9-13裂 
葉柄 葉身の1/2-1/4、有毛 葉身と同長-2/3、有毛 葉身と同長-2/3 、無毛
複散房花序暗紅色 散房花序淡黄色 複散房花序 淡黄色