樹木解説
ハウチワカエデは北海道北部から本州の中国地方・紀伊半島まで分布している日本固有のカエデでふっくらした大きな葉をしている。葉の形には少し変異が多い、コハウチワカエデと良く似るが、葉柄が葉身の1/2以下の長さしかないところが特徴。ハウチワカエデの花は赤いが、コハウチワカエデの花は黄色い。オオイタヤメイゲツも少し似ているが、葉柄の長さで区別できるほか、ハウチワカエデは葉柄が有毛。
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Acer japonicum cv. Aconitifolium |
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補足
ハウチワカエデ | コハウチワカエデ | オオイタヤメイゲツ | |
別名 | メイゲツカエデ | イタヤメイゲツ | ー |
葉形 | 掌状円形 | 掌状円形 | 掌状円形 |
葉長 | 長4.5-9cm、幅5.5-11cm | 直径5-8cm | 長4.5-8cm、幅6-12cm |
葉裂 | 9-11浅中裂 |
5-11裂 | 9-13裂 |
葉柄 | 葉身の1/2-1/4、有毛 | 葉身と同長-2/3、有毛 | 葉身と同長-2/3 、無毛 |
花 | 複散房花序暗紅色 | 散房花序淡黄色 | 複散房花序 淡黄色 |