ウリハダカエデ(瓜膚楓)

別名 
科属 カエデ科カエデ属
学名 Acer rufinerve

性状
落葉小高木
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みあり、鋸歯あり
類似
備考
幹が緑っぽい

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

09.04.29森林公園

樹木解説

高さは8-10mになる。樹皮は暗緑色、枝は緑色で毛はなくなめらか。葉は対生し、長さ10-15cmで質はやや厚く上部が浅く3裂する。中央裂片は広三角形で大きく、先端は鋭くとがり、ふちには細かい重鋸歯がある。葉柄は長さ2-6cmで褐色の毛がある。葉と同時に細長い総状花序を垂らし、淡緑色で直径8-10mmの小さな花を開く。雌雄異株。花弁と萼片は5個。花弁は長さ3.5mmほどで萼片よりやや大きい。雄しべは8個。翼果は無毛で長さ2-3cmあり、斜めに開く。

09.04.29森林公園

09.04.29森林公園

09.04.29森林公園

09.04.29森林公園

09.06.19小石川植物園

09.06.19小石川植物園

10.07.31小石川植物園

10.10.23赤城黒檜山

ウリハダカエデ園芸種「初雪楓」
Acer rufinerve f. albolimbatum

09.04.29森林公園

09.04.29森林公園

09.04.29森林公園

補足

 

ホソエカエデ

ウリハダカエデ

備 考

樹高 10-20m 8-20m  
暗緑色で黒い縞があり、老木は灰白色になり縦に浅い裂け目ができる 暗緑色、黒色の縦筋が入り、菱形の皮目がある  

対生、長さ7-13cm、卵形-広卵形、3-5裂し葉先の3裂片の先が尾状にとがり、重鋸歯がある

対生、長さ10-15cmの扇状五角形、浅く3-5裂し、裂片の先はとがり、重鋸歯がある

 


5-6月、葉柄は赤みを帯び、3-8cmと長い


4-5月、葉柄は緑色、花時に赤褐色の毛がある

 

長さ約10cmの総状花序に淡緑色小さな花を20-50個つける

長さ5-10cmの総状花序に淡緑色の5弁花を10-15個つける