イヌブナ(犬橅)

別名 クロブナ
科属  ブナ科ブナ属
学名 Fagus japonica

性状
落葉高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

12.04.21多摩森林科学園

樹木解説

高さは約25mくらいになる。樹皮は暗灰褐色で、ブナより黒く、いぼ状の皮目が多数ある。葉は互生し、長さ5-10cmの卵形または卵状長楕円形で、質はやや薄い。先端は鋭く尖り、基部は円形。側脈は10~14対。開花は5月頃で、雄花序は本年枝の基部から垂れ下がる。雌花は上部の葉腋からでた長い柄に2個つく。ブナの方が葉は小さく、側脈は7~11対。イヌブナは数本の幹が立ち、主幹が枯れると別の幹が成長し主幹となる。また、イヌブナは若葉にある長い白毛(特に裏面の葉脈に沿って)が残る。

10.05.12神代植物公園

10.05.12神代植物公園

10.05.02小石川植物園

12.04.21多摩森林科学園

補足