コウライタチバナ(高麗橘)

別名 
科属 ミカン科ミカン
学名 Citrus nipponokoreana Tanaka

性状
常緑低木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし 、鋸歯あり
類似
備考
環境省絶滅危惧IA類

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

11.10.10小石川植物園

樹木解説

高さは7mになる。幹は直立し、枝に鋭い棘が互生する。葉は互生し、卵状長楕円形で厚く、鋸歯があり、葉柄に翼がある。6月、白い花が咲く。果実は直径6cmセンチぐらいのミカン果で、果皮は厚い。 ユズに似た強い香気をもつ。 タチバナより、果実が大きく、果皮の表面に凹凸があり、袋の数も9~12と多い。

15.10.31小石川植物園

15.10.31小石川植物園

11.10.10小石川植物園

11.10.10小石川植物園

補足

 

タチバナ

コウライタチバナ

備考

果実 2,3cm 5cmくらい  
果皮

薄くて滑らか薄くて滑らか

厚くて表面に多少の凹凸がある

 

真皮

6個内外

9~12個


多くは上向きにつく

下向きにつく傾向がある


 葉

先端が短く細まる

タチバナより大きく先端は長くとがる