セイヨウヒイラギ

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セイヨウヒイラギ（西洋柊）

別名　クリスマスホーリー
科属　モチノキ科モチノキ属
学名　Ilex aquifolium

性状	常緑高木
葉の分類	互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似	ヒイラギ、ヒイラギモクセイ、シナヒイラギ、アメリカヒイラギ
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木（柏書房）／日本の樹木（山と渓谷社）／樹に咲く花（山と渓谷社）

樹形

10.04.28神代植物公園

樹木解説

葉は光沢のある楕円形､若葉は荒い波状で鋭い鋸歯状になる。4～5月頃に香りのある白花を咲かせ､11月には丸い果実が赤く熟す。セイヨウヒイラギと近縁のアメリカヒイラギは、葉の鋸歯がやや少なく痛くない。

09.04.04高尾

10.04.14神代植物公園

10.04.28神代植物公園

10.11.09神代植物公園

補足

	アメリカヒイラギ	セイヨウヒイラギ	シナヒラギ
葉身	長さ5-10cm、幅2-4cm	アメリカ柊より厚い	長さ4-8cm、幅2-3cm
葉形	長楕円、6-7個の鋸歯	長楕円、アメリカ柊より鋸歯は多い	角張った長楕円、亀甲状
葉色	表は暗緑色、裏は黄緑色	表は暗緑色光沢	表は暗緑色光沢
花	花期は5-6月、白色５弁花	クリーム色	花期は4-6月、白色、黄緑色の小花
果実	直径8mm程度、球形暗紅色		直径8-12mm、球形赤
その他	鋸歯は痛くない	鋸歯は痛い

今から二千年、二千五百年前というと神代です。こんな樹齢の檜は現在では台湾にしかありません。実際に台湾の樹齢二千年以上という檜の原始林に入り、それほどの木が立ち並ぶ姿を目にすると、檜ではなく神々の立ち並ぶ姿そのものという感じがして、思わず頭を下げてしまいます。（「木のいのち木のこころ」西岡常一著）

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