樹木解説
イタヤカエデの1品種。高さは15-20mになる。雌雄異株。樹皮は暗褐色、若い木は滑らかで老木は浅く縦に裂ける。葉は単葉で対生し直径6-10cmになり、偏円形の掌状で5-7裂する。裂片の葉縁は全縁で、幅が狭く大きく波打つ。葉柄は長く赤褐色を帯び、葉先は鋭く尖る。葉の変異は大きく、特に幼葉では著しい違いがある。花は円錐状の花序に雄花と雌花が混生し、黄緑色の直径5-7mmの小花を多数つける。果実は翼果で片翼の長さ2-2.5cmで両翼は鋭角に開く。
14.05.02筑波実験植物園 |
14.05.02筑波実験植物園 |
09.06.07神代植物公園 |
10.12.09神代植物公園 |