チャンチンモドキ(香椿擬)

別名 カナメノキ
科属 ウルシ科チャンチンモドキ属
学名 Choerospondias axillaris

性状
落葉高木
葉の分類
互生、複葉、奇数羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
絶滅危惧IB類に分類されている絶滅危惧種。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

16.06.23小石川植物園

樹木解説

高さは15-25mになる。樹皮は灰紫褐色で縦に薄くはがれる。葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は3-6対あり、長さ6-9cmの歪んだ披針形で先端は細長くとがり、裏面は淡緑白色。雌雄別株。5月頃、暗紫色~赤褐色の小さな花を咲かせる。雄花は多数円錐状につき、雌花は1個ずつつく。核果は長さ2-2.5cmの楕円形で10-11月に汚黄色に熟す。センダン科のチャンチンに似ていることからチャンチンモドキの名がある。チャンチンモドキの花は赤褐色、チャンチンの花は白色である。

13.04.17小石川植物園

14.05.16小石川植物園

14.05.16小石川植物園

14.05.16小石川植物園

補足