ウラジロノキ(裏白の木)

別名 
科属 バラ科ナナカマド属
学名 Sorbus japonica

性状
落葉高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

13.04.28小石川

樹木解説

高さは20mに達する。成木の樹皮は灰黒褐色で、老木になると鱗片状にはがれる。若い枝は赤褐色、褐色または紅紫色で、はじめ葉裏や花序とともに白い綿毛が密生するが、のちにほぼ無毛となる。葉は互生し、葉身は卵円形または広倒卵形で、長さ6-12cm、幅4-9cm、先端は鈍頭または鋭頭、基部はくさび形から円形になり、縁は大型の重鋸歯がある。葉の裏面は白い綿毛が密生し、8-11対の側脈が目立ち、ほぼ直線的に斜上し縁に達する。葉柄は長さ1-2cmあり、白い綿毛が密生する。5-6月、枝先に複散房花序をだし、白色の花を多数つける。花の径は1-1.5cm、小花柄は長さ5-7mmあり、白い綿毛が生える。萼片にも白い綿毛が密生し、長さ3-4mm、花弁は円形で平開し、5枚、表面の基部に白い軟毛が生える。雄蕊は約20個、花柱は2個あり心皮は合着する。10-11月、ナシ状果で長さ9-14mm、幅8-11mmの倒卵状楕円形になり、皮目が目立ち、橙色に熟す。種子は4個あり、長さ5-8mm、幅3mmの卵状楕円形。

10.05.16小石川

13.07.19東京都三頭山

11.05.05小石川

11.05.05小石川

11.05.05小石川

10.05.16小石川

13.10.18小石川

11.10.23小石川

補足