樹木解説
高さは1-2mになる。葉は互生し、奇数羽状複葉。小葉は3-5対あり、長さ4-6cmの卵状長楕円形で中央部のものが一番大きい。先はとがり、ふちには鋭い鋸歯がある。洋紙質で表面は光沢があり、葉脈がはっきり見える。托葉は葉柄の下部につき、卵状披針形で長さ約4mm。6-7月、枝先に複散房花序をだし、直径1-1.2cmの淡紅色を帯びた白い花を10個程度開く。花弁は5個。雄しべは約20個。花柱は5個で、基部に白い軟毛が密生する。果実は長さ1-1.2cmの楕円状球形で赤く熟し、先端に5個萼片が直立して残る。果序は垂れ下がる。
14.06.24北大植物園 |
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補足