樹木解説
高さ6-8mになる。葉は対生し、長さ4-10cmの卵形。先は尖り、革質で光沢がある。6月頃、本年枝の先に長さ5-12cmの円錐花序をだし、白い花を多数つける。花冠は長さ約5mmの筒状漏斗形で4深裂し、裂片は反り返る。果実は長さ7-10mmの楕円形で黒紫色に熟す。色と形がネズミの糞に似て、枝葉はモチノキににている。同類のトウネズミモチは葉が透かして見ると葉脈が透けて見えるが、ネズミモチは葉脈が透けて見えない。
08.12.06森林公園 |
08.12.06森林公園 |
08.12.06森林公園 |
11.06.04上福岡 |
11.06.04上福岡 |
11.06.04上福岡 |
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09.09.26上福岡 |
補足
項目 | ネズミモチ | トウネズミモチ | 備考 |
花 | 6月、5-12cmの円錐花序、 花冠は5-6mmの筒状漏斗形 |
6-7月、10-20cmの円錐花序、 花冠は3-4mmの筒状漏斗形 |
トウネズミモチの方が 花序が大きい |
果実 | 10-12月、8-10mm,楕円形 |
10-12月、8-10mm、球形に近い楕円形 | |
葉 | 対生、長さ4-8cm、幅2-5cm、 中央部がもっとも幅がある 葉先は鋭頭 |
対生、長さ6-12cm、幅3-5cm、 基部がもっとも幅がある 葉先は鋭尖頭 |
トウネズミモチの方が 葉が大きい |
区別 | 陽にかざしても脈が透けて見えない | 陽にかざすと脈が透けて見える |