テリハノイバラ(照葉野薔薇)

別名
科属 バラ科バラ属
学名 Rosa wichuraiana

性状
落葉つる性低木
葉の分類
互生、複葉、1回羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

09.06.05上福岡

樹木解説

葉は互生し、長さ4-9cmの奇数羽状複葉で、小葉は2〜4対ある。頂小葉と側小葉はほぼ同じ大きさ。小葉は長さ1-2cmの楕円形または広倒卵形で、ふちには粗い鋸歯がある。両面とも無毛で表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色。托葉は緑色で下部が葉柄と合着し、ふちに先端が腺になった鋸歯がある。花期は6-7月、枝先に芳香のある白い花が数個集まってつく。花は直径3-3.5cm、花弁は5個、雄しべは多数。果実は萼筒が肥大した偽果で、先端に花柱や萼片の一部が残る。直径6-8mmの卵球形で、10〜11月に赤く熟す。偽果のなかに入っているそう果は、長さ4〜5mm。

09.06.05上福岡

09.06.07神代植物園

09.06.05上福岡

09.06.07神代植物園

09.06.05上福岡

09.06.07神代植物園

10.06.19赤塚植物園

13.11.29赤塚植物園

補足