ムクノキ(椋木)

別名 ムクエノキ
科属  ニレ科ムクノキ属
学名 Aphananthe aspera

性状
落葉高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

12.07.01川越

樹木解説

高さは30m、直径4mになる。樹皮は淡灰褐色で、皮目が浅いすじになって割れ、薄片となってはがれる。葉は互生し、長さ4-10cmの卵形または狭卵形でふちには鋭い鋸歯がある。質はやや薄く表面はざらつく。5月頃、葉が開くと同時に淡緑色の小さな花が咲く。雄花は本年枝の下部に集まってつき、雌花は上部の葉腋に1-2個つく。萼は5裂する。果実は直径7-12mmの卵状球形で黒く熟す。

14.04.17筑波実験植物園老木は鱗片状で剥がれる

14.04.17筑波実験植物園

12.07.01川越基部に3つに分かれる葉脈が目立つ

09.09.21上福岡

09.09.21上福岡

10.05.02小石川植物園

10.05.02小石川植物園

10.10.27森林公園秋になると黒く熟し食べられる

補足


 

けやき

えのき

むくのき

葉縁 縁全体にギザギザが入っている 葉のギサギザが葉の上半分にしかない  縁全体にギザギザが入っている
葉面

表面に毛が多い

裏面に光沢があり、ほとんど毛がない

表面に毛が多くざらついている 

葉脈

側脈がほぼ同じ間隔

三行脈が目立ち、ここから分かれた脈は先が内側に曲がる

基部の側脈からさらに外側に分かれた脈がはっきり見える