樹木解説
高さは15mくらいになる。樹皮は灰色で厚く、縦に不規則な裂け目がある。葉は互生し、長さ7-15cm倒楕円状披針形で、ふちには針状の鋸歯がある。4-5月、本年枝の下部から黄褐色で長さ7-8cmの雄花序を垂らし、上部の葉腋に1-3個雌花序をつける。堅果は翌年秋に成熟し、直径約2cmで、下半部は椀形の殻斗に包まれる。
08.11.02上福岡樹皮は不規則に割れ目が入る |
13.09.14赤塚植物園葉は長楕円形、長楕円披針形(先細り) |
13.09.14赤塚植物園どんぐりは丸型 |
10.04.11上福岡 |
10.04.24森林公園 |
09.05.31赤羽植物園 |
09.08.23上福岡 |
11.01.10新宿御苑 |
補足
建物は築二十五年の木造平屋という古い物件でしたが、白い壁と緑の屋根、イギリスの片田舎にありそうな可愛らいい外観を、私はとても気に入っていました。山の麓、くぬぎの木が生い茂る雑木林の斜面を背にした高台にあり、沈む夕日に染まる町を見渡せる、というすばらしいロケーションも。ささやかな庭の花壇には、バラやユリ、パンジーやマリーゴールドなど、季節の花を植えました。(「母性」湊かなえ)