樹木解説
低地の湿ったところによく生え、高さは20mになる。樹皮は紫褐色で不規則に浅く裂けてはがれる。若枝は灰褐色。葉は互生し、長さ5-13cmの長楕円状卵形で、基部は広いくさび形。縁には浅い鋸歯があり、裏面の主脈の基部に赤褐色の毛がある。葉柄は1.5-3.5cm。花は2-3月、葉の出る前に開く。雄花序は枝先に2-5個付き、開花時に長く尾状に垂れ下がり、黒褐紫色で長さ約4-7cm、葉柄があり、雄花は苞鱗の内側に2-3個付き、花被片と雄しべは4個。雌花序は雄花序の下部の葉腋に1-5個つく。雌花は紅紫色で花被はない。成熟すると長さ1.5-2cmの木質の果穂となり翌年の春まで残る堅果は長さ3-4.5cmの広楕円形で両側にごく狭い翼がある。
09.05.23小石川植物園 |
12.09.09森林公園 |
11.05.18小石川植物園 |
12.09.09森林公園 |
10.06.26森林公園 |
09.09.26赤塚植物園 |
13.02.01小石川植物園 |
13.02.01小石川植物園 |
補足