櫛渕のフウ(県指定)

所在地:徳島県小松島市櫛渕町
アクセス:JR牟岐線・立江駅
訪問日:2011.05.01

櫛渕のフウ(昭和29年1月29日・県指定) 櫛渕八幡神社

 フウの木は、中国・台湾などに自生するマンサク科の落葉高木で、わが国へは、江戸中期に移されたものである。この境内に植えられたのは大正の初め頃で成長が早く、葉の先が朝顔の葉のように三つに分かれている珍奇な植物である。秋ころから、葉の色が緑から黄色、紅色へと変わる様子がとても美しいものである。

 大正初期、台湾に出征していた兵士が持ち帰った苗木を、地元住民が神社の神木であるクスノキの横に植えたものだという。100年近くを経た今では高さ約20メートル、幹回り約3メートルの巨木になった。成長の早さはフウの特徴の一つだという。

出展:(徳島県教育委員会・小松島市教育委員会)、徳島新聞より


11.05.01徳島県小松島市

11.05.01徳島県小松島市

11.05.01徳島県小松島市

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