樹木解説
高さは2-6mくらい。幹はよく枝分かれをする。葉は卵形で互生、梅の葉よりも小振りである。葉には柄があって先は尾状に尖り、縁には鋸歯がある。開花時期は3月、葉の展開に先立って花を咲かせる。花径は2cm前後で、白い5弁花である。一重咲きで花びらは平開し、芳香がある。萼片は5枚、紫色を帯びた緑色である。雄しべは多数、雌しべは1本である。花の後にできる実は径が15mmくらいの球形の核果で梅より小さく、6-7月に黄色く熟する。実は梅干として食用にされる。
15.03.17東京都薬用植物園 |
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