イカダカズラ(筏葛)

別名 ブーゲンビレア
科属 オシロイバナ科イカダカズラ属
学名 Bougainvillea spectabilis

性状
常緑つる
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

12.10.28ペルーイカ

樹木解説

常緑つる性低木。葉は互生し、有柄で、長さ5-10cmの楕円形または倒卵形。先端はとがり、ふちは全縁でやや波打つ。5-10月、枝先に黄白色の筒状花を2-3個咲かせる。花のまわりには、通常濃い赤紫色の苞葉がある。

12.10.28ペルーイカ

11.07.15小石川

15.04.01東京都薬用植物園

09.10.18上福岡

09.10.18上福岡

09.11.07神代植物公園

10.08.19東京都薬用植物園

12.10.28ペルーイカ

小説の木々

家には、庭のようなものがあり、というより、どこまでが自分の家の庭で、どこからが裏の山なのか分からなかったが、山に通じる道に沿って、ブーゲンビリアが咲いていた。それは野生で、だから大きく、真夜中になっても、部屋から見ることができた。暗い中覗く花弁は、赤い血のようで、幼いころのミミィは、それが怖かった。姉はブーゲンビリアの陰で死んでいるのを発見された。自殺だった。(「タイムカプセル」西加奈子)