コウヤボウキ(高野箒)

別名 タマボウキ
科属 キク科コウヤボウキ属
学名 Pertya scandens

性状
落葉小低木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

11.11.14赤塚植物園

樹木解説

高さは60-90cmになる。枝は灰褐色で細く、短毛がある。本年度枝には長さ2-5cmの卵形の葉が互生し、前年枝には節ごとに細長い葉を数個ずつ束生する。いずれも伏毛があり、3脈が目立つ。縁には歯状の浅い鋸歯がある。9-10月、本年枝の先端に白い頭花を1個ずつつける。頭花は小さな筒状花が13個ほど集まったもので、筒状花は長さ1.5cmほどで深く5裂し、裂片は強く反り返る。雄しべは5個、雌しべは1個で、花柱の先端は浅く2裂する。果実は長さ5.5mmくらいのそう果で毛が密生し先端は赤褐色の剛毛状の冠毛がある。

11.11.14赤塚植物園

11.11.14赤塚植物園

11.11.14赤塚植物園

11.11.14赤塚植物園

12.01.12森林公園

12.01.12森林公園

12.10.21東京都三頭山

13.11.29赤塚植物園

補足