樹木解説
葉は互生し、直径4-13cmのほぼ心形でふちには鋸歯がある。表面は無毛、裏面は淡緑色で脈上にまばらに毛がある。7-8月、葉に対生して集散花序をだし、淡緑色で直径3mmほどの小さな花を多数開く。花弁は5個で卵状三角形、雄しべは5個、雌しべは1個。額は小さい。果実は直径6-8mmの球形の液果で淡緑色から紫色を帯びる。
15.06.20東京都薬用植物園 |
15.06.20東京都薬用植物園 |
15.06.20東京都薬用植物園 |
10.06.12小石川植物園 |
12.08.21上福岡 |
15.06.20東京都薬用植物園 |
11.08.20東京都薬用植物園 |
10.06.29小石川植物園 |
補足
ヤマブドウ |
ノブドウ |
エブヅル | サンカクヅル |
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科属 |
ブドウ科ブドウ属 |
ブドウ科ノブドウ属 |
ブドウ科ブドウ属 | ブドウ科ブドウ属 |
葉 | 互生、長さ10-30cmの五角状の心円形、浅い鋸歯、裏面に褐色の線毛 |
互生、直径4-13cmのほぼ円形、普通3-5裂、鋸歯、表面は無毛で裏面は淡緑色で脈状にまばらに毛がある |
長さ 5-15cmので3-5裂または中裂、まばらな鋸歯、裏面に赤褐色の線毛 | 長さ4-9cmの三角状卵形、葉に光沢はなし、粗い鋸歯、裏面も脈腋に毛叢・脈上に剛毛 |
雌雄 | 雌雄異株 | 雌雄同株 |
雌雄異株 | 雌雄異株 |
花弁 | 6月頃、葉と対生して円錐花序をだし黄緑色の小さな花を多数開く 花弁、雄しべは5個、雌しべは1個 |
7-8月、葉に対生して円錐花序をだし、淡緑色で直径3mmほどの花を多数開く 花弁と雄しべは5個、雌しべは1個 |
6-8月、葉と対生して円錐花序をだし淡黄緑色の小さな花を多数開く | 5-6月、葉と対生して円錐花序をだし淡黄色の小さな花を多数開く |
巻髭 | 2節続けて出て次の1節は出ない | 巻きひげは全部の節から出る | 2節続けて出て次の1節は出ない | 2節続けて出て次の1節は出ない |
果実 | 直径約8mmの球形の液果で、房になって垂れ下がり、10月頃黒紫色に熟し食用可 | 直径6-8mmの球形の液果で、淡緑色から紫色を帯び碧色になるが虫えいができ食用不可 | 直径約5mmの球形で黒く熟し食用可 | 直径約7mmの球形で黒く熟し食用可 |