フサザクラ(房桜)

別名 タニグワ
科属 フサザクラ科フサザクラ
学名 Euptelea polyandra

性状
落葉高木
葉の分類
互生・束生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
樹皮の皮目が桜の似て、赤い花が房になって咲くのでこの名が付いた。バラ科サクラ属ではない。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

12.03.27小石川植物園

樹木解説

高さは15mほどになる。樹皮は暗緑褐色で横長の皮目がある。若枝は赤褐色。葉は互生し、長さ6-12cmの広卵形で、先は急に尾状にとがり、ふちに不揃いの鋭い鋸歯がある。表面は緑色で裏面は白っぽい。葉柄は3-7cm。3-4月、葉に先立って暗紅色の花が咲く。花には花弁もがくもなく、多数の雄しべが垂れ下がり、葯の長さは6-7mmの線形で暗赤色。果実は扁平な翼状で、黄褐色に熟す。

10.05.12神代植物公園

10.05.12神代植物公園

10.05.12神代植物公園

10.09.22神代植物公園

17.03.18小石川植物園

12.03.27小石川植物園

12.05.16神代植物公園

12.05.16神代植物公園

補足