マムシグサ(蝮草)

別名 
科属 サトイモ科テンナンショウ属
学名 Arisaema serratum

性状
多年生草本
葉の分類
互生、複葉、掌状複葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考: 原色山野草(家の光協会)/続原色山野草(家の光協会)

樹形

15.10.14日光植物園

草花解説

草丈は50-100cm。茎には柴褐色の斑点がある。筒状の葉が重なって花茎を巻いていて、茎のように見える偽茎の途中からは2枚の葉が横に広がる。幅20-30cmほどの掌状で鳥足状に小葉をつける。7-15枚の小葉で構成される。葉脈は網目状になっている。4-6月、2つの葉の間から筒状の柄が伸び、先に仏炎苞と呼ばれるものをつける。仏炎苞は淡い紫色ないし淡い緑色で、縦に白い筋が入る。 雌雄異株。雄株には暗い紫色をした2-3個の葯を持つ雄花がたくさんつく。雌株には棍棒のような穂軸の下に緑色の子房のある雌花がたくさんつく。果実は雌花に小さな液果の集合果がつき、秋には真っ赤に熟する。

15.10.14日光植物園

15.10.14日光植物園

15.10.14日光植物園

補足