草花解説
草丈は50-150cm。葉は、偶数羽状複葉、小葉は10-12枚で、エビスグサに似るが、エビスグサは小葉の先端が尖っていて、数も5-6対。花期は7-8月ころ、葉の頂部の葉脈から柄を出し、数個の黄色5弁花の蝶形花をつける。果実の平たい鞘(さや)は、エビスグサより太く短く、長さ約10cmで、鞘の中には、扁平卵形の種子が2列に並んで入っている。
11.10.29東京都薬用植物園 |
11.10.29東京都薬用植物園 |
11.10.29東京都薬用植物園 |
11.10.29東京都薬用植物園 |
補足
項目 | ハブソウ | エビスグサ |
科属 | マメ科カワラケツメイ属 | マメ科センナ属 |
葉 | 偶数羽状複葉 | 偶数羽状複葉 |
小葉 | 長楕円形で4~6対、葉先は尖る | 倒卵形で2~3対、葉先は丸い |
果実の莢 | 水平よりも上を向く | 湾曲して垂れ下がる |
種子の形 | 扁平卵形 | やや長い六角形 |