イザヨイバラ(十六夜薔薇)

別名 トゲナシ(棘梨)
科属 バラ科バラ属
学名 Rosa roxburghii f. normalis

性状
落葉低木
葉の分類
互生、複葉、羽状複葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
サンショウバラの変種、あるいはサンショウバラとコウシンバラの交雑種と言われる。一重は基本種、八重は園芸種。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

14.05.31小石川植物園

樹木解説

高さは2mほどになる。葉は互生し、羽状複葉。小葉は6-7対で、各小葉は楕円形から卵状長楕円形、縁に鋸歯がある。花期は4-6月頃、直径8cmくらいのピンクあるいは赤い花を咲かせ、8-9月頃に実を結ぶ。果実は楕円形で黄色く、直径約2-4cm、果皮に小さな刺が密生する。一重は基本種で、淡紅紫色の八重咲きの花を開く園芸種があり、花びらの一方が欠けているので、十六夜の月にたとえてこの名がある。

13.05.26小石川植物園

13.05.26小石川植物園

13.05.26小石川植物園

17.09.03小石川植物園

園芸品種:八重咲イザヨイバラ

16.05.15神代植物公園

16.05.15神代植物公園

16.05.15神代植物公園

補足