シナユリノキ(支那百合の木)

別名 
科属 モクレン科ユリノキ
学名  Liriodendron chinense

性状
落葉高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みあり、鋸歯あり
類似
備考
中国中・南部原産(ユリノキは北米東部の原産)、花弁にオレンジ斑は入らず、花自体ユリノキよりも小さい。

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

11.05.14新宿御苑

樹木解説

高さは15-40mになる。葉は浅く手のひら状に2つから4つに裂け、先はへこんでいる。葉の質は薄くて硬い。チューリップのような形をした花をつける。花被片は9枚、外側の3枚は萼のようになって横に開く。内側の6枚は花弁状になる。百合の木(ユリノキ)のようにオレンジ色の斑は入らず、花の色も緑が濃い。花の真ん中には雌しべが円錐形に集合したものがあり、その周りをたくさんの雄しべが取り囲む。雌しべが花の外に突き出しているのが特徴である。 果実は袋果の集合果。

11.05.14新宿御苑

11.05.14新宿御苑

11.05.14新宿御苑

11.05.14新宿御苑

補足