クロビイタヤ(黒皮板屋)

別名 ミヤベイタヤ
科属 カエデ科カエデ属
学名 Acer miyabei

性状
落葉高木
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みあり、鋸歯あり
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

14.06.14日光植物園

樹木解説

高さは10-20mになる。樹皮は黒灰色で不規則に縦に裂け目がある。葉は対生し、長さ7-15cmで掌状に5裂し、裂片がさらに羽状に切れ込み、先端はとがる。上方の裂片には1-2個の粗い鋸歯がある。葉表は濃緑色でやや光沢があり、有毛。裏は淡緑色で細毛があり、とくに葉脈上に褐色の毛がある。葉柄は長さ5-15cmで毛があり、葉身より長い。花期は5-6月、円錐状の散房花序をだし、淡黄色の小花をつける。果実は長さ2-3cmの翼果で、汚黄色の毛が密生し、10月に熟す。翼はほぼ水平に開くかやや反り返る。

14.06.14日光植物園

14.06.14日光植物園

14.06.14日光植物園

16.06.03日光植物園

補足