ボタン(牡丹)

別名 
科属 ボタン科ボタン属
学名 Paeonia suffruticosa

性状
落葉低木
葉の分類
互生、2回3出羽状複葉、切れ込みあり、鋸歯なし
類似
備考

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

09.04.18上福岡

樹木解説

高さは1-1.5m。葉は互生し、2回3出羽状複葉で、小葉の長さは4-10cmの卵形または卵状披針形で、先端が2-3裂し裂片の先はとがる。裏面は白っぽい。5月頃、今年延びた枝先に直径15-20cmの大きな花が咲く。花弁は8個から多数あり、倒卵形で先は不規則に切れ込む。萼片は5個。雄しべは多数、葯は黄色で線形。雌しべは2-5個で基部を袋状になった花盤が取り囲む。果実は袋果で熟すと縦に裂ける。種子は黒色で多数。

08.11.09上福岡

09.05.12白金台

11.03.30上福岡

15.05.04川口グリーンセンター品種「ハイヌーン」

09.01.17国分寺フユボタン

10.01.15芝離宮フユボタン

10.01.15芝離宮フユボタン

10.01.15芝離宮フユボタン

補足

寒ぼたんは二期咲き牡丹ともいい、初冬の頃から咲き出し、12月には見頃を迎える。比較的花数の多い見頃という期間は、12月初旬から1月初旬色は赤、紅、えび茶、紫、白、桃色、木姿の特徴は葉が小さいかほとんど無く花首も細く短い。冬のぼたんには二つのタイプがある。ひとつは上記の「寒ぼたん」で自然の中で時期がくればおのずと花は開くので青い部分をあまり出そうとしない。茎が短く葉がほとんど出ないのもそのためで、これも寒さ対策のひとつであろう。もうひとつのタイプは冷蔵庫と温室を利用して春ぼたんを人工的に春夏秋冬をこしらえて促成で咲かせ、鉢ごと埋めたのが「冬ぼたん」である。春のつもりで咲いているのですから長い茎と大きな緑の葉っぱが特徴である。
つまり、【寒牡丹】と【冬牡丹】の違いは
①寒牡丹は、春につく蕾はつみ取り、夏の終わり頃に葉をつみ取って花期を遅らせ、藁の霜囲いをして 暖かいところに 保護すると 冬に開花する 。
②冬牡丹は春咲きの品種を人工で温度調節し、冬に咲かせる牡丹。
で、寒牡丹と冬牡丹の違いを一目で区別するには、緑の葉が あれば『冬牡丹』、葉が無く花だけのもの『寒牡丹』というそうです。