ヤマグルマ(山車)

別名 トリモチノキ
科属 ヤマグルマ科ヤマグルマ属
学名 Trochodendron aralioides

性状
常緑高木
葉の分類
互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
備考
樹皮を剥がし、水につけて腐らせ、染み出した粘液から鳥もちを作ったことからトリモチノキとも呼ばれる

参考: 葉っぱでおぼえる樹木(柏書房)/日本の樹木(山と渓谷社)/樹に咲く花(山と渓谷社)

樹形

14.04.17筑波実験植物園

樹木解説

高さは20m、直径1.5mほどになる。樹皮は帯黄暗色。枝はやや輪生状にでる。葉は互生し、枝先に輪生状に集まり、長さ5-11cmの広倒卵形または長卵形。先は長く尾状にとがる。表面は濃緑色で光沢があり、両面ともなめらか。葉縁の上半部に波状の鈍い鋸歯がある。5月頃、枝先に長さ5-10cmの総状花序をだし、黄緑色の花を10-20個つける。花には花弁も萼もない。雄しべは多数あり葯は淡黄色。雌しべは5-10個の袋果。果実は直径1cmほどで上端が残って星状になる。

10.10.06東京都薬用植物園

10.10.06東京都薬用植物園

11.03.04小石川植物園

12.04.30筑波実験植物園

14.04.17筑波実験植物園

16.05.01筑波実験植物園

12.07.29東京都薬用植物園

14.05.06東京都薬用植物園

補足