ツクシカラマツ(筑紫唐松)

別名 
科属 キンポウゲ科カラマツソウ属
学名 Thalictrum filamentosum var. kiusianum

性状
多年草
葉の分類
互生、複葉、2回3出複葉、切れ込みあり、鋸歯なし
類似
備考
自生地不明、ムラサキカラマツとヤクシカカラマツの栽培交雑種と言われる。
参考:原色山野草(家の光協会)/続原色山野草(家の光協会)

草形

17.07.14白馬五竜

草花解説

草丈は10-15cmで、匍匐枝を出して地を這うように広がり、種をつけず地下茎で増殖する。葉は2回3出複葉、小葉は円形~広卵形で、切れ込みがある。花期は6-7月、茎の上部で細かく枝分かれした繊細で弱々しい枝の頂部に唐松の葉のような形の淡い紫色の花をつける。花径1cmに満たないほどの花は花弁がなく、細長い花弁のように見えるのは、長くやや太い紫色の花糸をもった多数の雄しべで、線香花火のように放射状に広がっている。つぼみの時は、萼片が花弁のように見えるが、萼片は開花と同時に落下する。

17.07.14白馬五竜

17.07.14白馬五竜

17.07.14白馬五竜

17.07.14白馬五竜

補足