草花解説
舌状花と呼ばれる小さな花が円盤状に集まり、頭花を形成しているので、頭花が一つの花であるかのように見える。舌状花1つに計5つの花びらをつけるが、1つに合着した合弁花冠であるため1つの花びらをつけているように見える。舌状花の中央部は雌蕊が伸び、雄蕊が計5本合着している。舌状花の下端には子房があり、その上部から白い冠毛が生えている。この冠毛は後に発達し、風によって種子を飛散させる。
11.04.13上福岡 |
17.04.06小石川植物園 |
17.04.06小石川植物園 |
11.04.13上福岡 |
補足
一見してガクに見えるところ(実際は総苞片)がしぼんでいるのが日本タンポポで、外側に不揃いに反っているのが西洋タンポポ。