スイセン(水仙)

別名 セッチュウカ(雪中花)
科属 ヒガンバナ科スイセン属
学名 Narcissus

性状
多年草
葉の分類
根生、単葉、剣形、切れ込みなし、鋸歯なし
類似
備考
参考:原色山野草(家の光協会)/続原色山野草(家の光協会)

樹形

10.01.15芝離宮
ニホンスイセン( Narcissus tazetta var. chinensis)

草花解説

多年草で、冬から春にかけて白や黄の花を咲かせるものが多い。草丈は15 - 50cm程度である。茎は、黒い外皮に包まれた鱗茎の内部にある。そのため切断しない限り人の目に触れることはない。葉身は、若干厚みがあり扁平で細長く、つや消しのような表面をしている。
葉の間からつぼみをつけた花茎が伸び、伸びきるとつぼみが横向きになり、成熟するとつぼみを覆っていた包を破って花が開く。典型的なスイセンの花の場合、雌蕊(しずい)は1本、雄蕊(ゆうずい)は6本。6枚に分かれた花びらと、中心に筒状の花びらを持つが、6枚に分かれている花びらのうち、外側3枚は萼であり、内側3枚のみが花弁である。二つをあわせて花被片と呼ぶ。一方、中心にある筒状の部分は副花冠という。花被片・副花冠の形状と花の着き方により、品種を区分する。

17.02.25小石川植物園

17.02.25小石川植物園

10.01.23森林公園

10.10.27浜離宮

10.03.04昭和記念公園

11.01.10新宿御苑

11.03.31昭和記念公園

11.03.31昭和記念公園

スイセン(ペーパーホワイト)
学名:Narcissus tazetta cv. Paper White
葉:根際から生える葉は平たい線形で束生
花期:12~2月
花:花茎を伸ばし茎先に総状花序

10.12.10新宿御苑

10.12.10新宿御苑

10.12.10新宿御苑

補足