オニユリ(鬼百合)

別名 
科属 ユリ科ユリ属
学名 Lilium lancifolium

性状
球根
葉の分類
類似
備考
近縁に同属のコオニユリ (Lilium leichtlinii) がある。コオニユリはオニユリによく似ているが、植物体が一回り小さく、ムカゴを作らない。
参考:原色山野草(家の光協会)/続原色山野草(家の光協会)

樹形

10.07.31新宿御苑

草花解説

高さは1-2m。葉は互生し、長さ5-15cmの被針形。葉には柄はなく、先は尖っている。 両面とも無毛で、艶がある。7-8月、茎の上部の葉の脇から長い花柄を出し、花径10cmくらいの橙赤色をした花を総状につける。 花は下向きに咲き、6枚の花被片が反り返る。 花被片の内側には黒紫色の斑点がある。種子ができず、珠芽で繁殖する。

10.07.31新宿御苑

10.07.31新宿御苑

10.07.31小石川植物園

12.07.20小石川植物園オウゴンオニユリ

補足

 

オニユリ

コオニユリ

クルマユリ
特徴

ムカゴを作る

ムカゴは作らない

葉が輪生
草丈 草丈1-2m 茎の高さ30-60cm
茎は直立し高さは30-100cm
葉は互生し小さめの披針形で先端はゆるくとがる 線状披針形で長さ8-14cmで先端は尖る 葉は披針形で茎の中ほどに6-10枚輪生
7-8月、橙色で、濃褐色で暗紫色の斑点、花弁は反り返る 7-9月、茎の梢に2-10個の橙赤色の花、下向きに咲く、花径5cmくらい  夏に茎頂に5-7cmの2-3花、花は下向き朱赤色で全開すると花被は反巻する、花被の内側に濃紫褐色の細かな斑点がある