ラショウモンカズラ(羅生門葛) 

別名 
科属 シソ科ラショウモンカズラ属
学名 Meehania urticifolia

性状
多年草
葉の分類
対生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯あり
類似
 
備考
参考:原色山野草(家の光協会)/続原色山野草(家の光協会)

草形

17.04.20小石川植物園

草花解説

草丈は15-30cmになる。花後、地上を這う長い走出枝を茎の下から出す。葉は対生し、長さ2-3cmの葉柄がある。葉形は長さ2-5cm、幅2-3.5cmの三角状心形。葉の縁はあらい鈍鋸歯になり、基部は心形になる。花期は4-5月、萼は長さ約13mmの筒状になり、15脈あって先端は浅く5裂し、まばらに開出毛がはえる。花は唇形の鮮やかな紫色で、2-3個のまとまりになって数段につける。花冠は長さ4-5cmになり、上唇は短く2裂し、下唇は3裂しその中央裂片は大きく、下方に反り返って2つに浅く裂け、白地に濃紫色の模様がある。花の付け根につく包葉は、最下のものは葉とほぼ同じで、上にゆくと小さくなる。萼片は花より濃い赤紫色で花後も目立つ。

17.04.20小石川植物園

17.04.20小石川植物園

17.04.20小石川植物園

17.04.20小石川植物園

補足