草花解説
草丈は30-80cmくらい。葉は互生し、長い楕円形。葉の先は鋭く尖り、つけ根は茎を抱く。花期は7-10月、茎先や葉の脇に毛の生えた花柄を出し、白くて紫色の斑点のある花を1輪か2輪つける。杜鵑草(ホトトギス)とよく似ているが、6枚の花びら(花被片)は水平に開く。花の真ん中には花粉をつけた雄しべが6本ある。雌しべは深く3つに裂け、それが更に2つに裂けている。また、雄しべと雌しべが合わさって柱のようになった部分には斑点がない。果実は蒴果。
16.10.06東京都薬用植物園 |
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